プラセンタ注射薬による療法 献血
ヒトプラセンタ由来製剤の注射薬は、日本では、厚生労働省で承認されている医療用の医薬品が使用され、シミ・シワ・ニキビ等美容整形に効果があるとして広く使用されています。また、肝臓病・更年期障害等にも使用されているものです。
ただ、現在、プラセンタ注射薬による療法を受けた人は、献血を辞退してもらうようになっています。
平成18年8月に厚生労働省科学研究班(血液事業部会安全技術調査会)から「ヒト胎盤由来医薬品の使用者は献血を控えるように」と通達が出されました。
なんらかの服作用や、感染症が拡大してしまうことを防ぐという目的で、この通達が出されました。
プラセンタ注射薬の使用による、クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の発症について、今のところはっきり確認はされていませんが、この病気そのものについて、まだ解明されていない点も多いため、プラセンタの注射薬による感染の恐れがないとは言えない、というのが理由です。
これにより、献血を受け付ける場で、問診表に対し、質問事項として、「これまでにヒト胎盤(プラセンタ)由来製剤(「ラエンネック」「メルスモン」)などの注射を受けたことがありますか?」が追加され、「はい」と回答した人からは、献血を受け入れない、という対応が行われるようになりました。
ただ、日本国内で使用されているプラセンタは、原材料として使用される胎盤から、厳しい基準で選別され、プラセンタ注射の原液を生成する過程でも、高温での滅菌が行われているため、あまり安全面で神経質になる必要もない、とされています。
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